はじめに
Brightcove では、クラウド ストレージ サービスの Dropbox 上にあるフォルダを選択し、そこに追加された動画を自動的に取り込むことができます。Brightcove は約 10 分ごとにフォルダを監視し、新しく追加された動画を、デフォルトのトランスコードプロファイルを使用して自動的に取り込みます。
監視フォルダを使用することで、Studio にアクセスできないユーザーでも動画をアップロードできるようになります。これは、UGC(ユーザー生成コンテンツ)ソリューションが必要な場合に最適です。
要件
- Dropbox アカウントが必要です。
-
以下の値を使用してカスタム メタデータフィールドを作成する必要があります:
- 表示名: Ingestion GUID
- 内部名: ingestion_guid
- タイプ: テキスト
- Dropbox アカウントが必要です。
Dropbox の設定
- Video Cloud Studioにログインします。
- 左側のナビゲーションから統合をクリックします。
- をクリックします。
- Dropbox アカウントを統合モジュールに接続する方法は 2 通りあります:
-
1. をクリックします。
-
2. をクリックします。
- 開いたダイアログでこの開発者を信頼するか尋ねられるので、続行をクリックします。
- 次に表示されるダイアログで Dropbox アカウントへのアクセス許可を求められるので、許可をクリックします。
- 作業対象の動画が格納されているフォルダを選択し、選択をクリックします。
-
メタデータ設定を構成し、をクリックします。
- ファイルは Media モジュールに 非アクティブ な状態で同期されます。Media モジュール内での動画の動作についての詳細は、Media モジュールの使用を開始する をご覧ください。
- Media モジュール内での動画の表示例:
注意事項と制限
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チーム Dropbox アカウントの場合、使用できるのは 個人 および 共有 フォルダのみです。チームフォルダは現在非対応 です。 チームフォルダは以下のアイコンで識別されます:
チームフォルダ - 使用不可 チーム アカウントで共有フォルダを作成する方法は、以下の 「共有フォルダの作成」 をご覧ください。
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現在、Brightcove は Dropbox フォルダ内の動画ファイルのみを取り込みます。フォルダ内のすべてのコンテンツが取り込まれるため、Brightcove にアクセスさせたくないファイルは含めないでください。
動画ファイル以外の項目がフォルダに含まれていると、Brightcove はそれらを取り込もうとしますが、取り込みは失敗します。ただし、Media モジュールには非動画ファイルとして表示される動画オブジェクトが作成されます:
非動画ファイルの取り込み これらの項目は安全に削除できます。
- Dropbox フォルダから取り込まれた動画は 非アクティブ として追加されます。再生可能にするには、Media モジュール(または CMS API)でアクティブ化する必要があります。(Beacon を利用している場合、Beacon アカウントと同期される前にもアクティブ化が必要です。)動画のアクティブ化についての詳細は、動画のアクティブ化と非アクティブ化 をご覧ください。
- Brightcove 専用のフォルダを作成する必要があります。
- 各 Brightcove アカウントにつき、接続できる Dropbox フォルダは 1 つのみです。
- Google Drive のフォルダは 1 つの Brightcove アカウントにしか接続できません。異なる Dropbox フォルダを複数の Brightcove アカウントに接続することは可能です。
- フォルダに大量の動画を追加した場合、それらは 50 件ずつバッチ処理され、順次取り込まれます。すぐに取り込みたい 1〜2 本の動画がある場合は、Studio または Dynamic Ingest API を使用して追加することで、フォルダ内の動画よりも優先的に取り込むことができます。
- 一度削除した動画をフォルダに戻した場合、または同じファイル名の別の動画を追加した場合、それは 新しい動画 として取り込まれます。既存の動画を差し替えることはできません。
フォルダの切断
フォルダを切断したい場合は、以下の手順に従ってください。
- 統合モジュールにアクセスし、Dropbox をクリックします。
-
接続を作成したユーザーのメールアドレスをクリックします:
メールアドレスをクリック -
接続されているフォルダが表示されるので、右側の三点メニューをクリックし、フォルダの切断 を選択します:
フォルダの切断
アカウントの切断
Dropbox アカウントを切断するには、以下の手順に従ってください。
- まず、前のセクションの手順に従って フォルダを切断 してください。フォルダが切断されていないと、アカウントの切断はできません。
- 統合モジュールに移動し、Dropbox をクリックします。
-
アカウントを接続したユーザーのメールアドレスの右側にある三点メニューをクリックし、アカウントの切断 を選択します:
アカウントの切断
チーム アカウントで共有フォルダを作成する
Dropbox のチームアカウントで共有フォルダを作成する際、フォルダ作成時にオプションが表示されないことがあります。その場合は、以下の手順に従ってください。
- Dropbox チームアカウントにログインし、作成 をクリックします。
-
共有フォルダの作成オプションが表示されない場合は、左側のメニューで 共有 をクリックします:
「共有」メニュー項目 -
表示された新しい画面で、共有フォルダを作成するためのボタンが表示されます:
共有フォルダの作成 - フォルダを作成した後、Brightcove に取り込みたい動画を追加するチームメンバーと共有してください。
トラブルシューティング
以下のいずれかの問題が発生した場合は、それぞれの対処手順に従ってください。
認証エラー
このエラーは、Dropbox アカウントとのサードパーティ接続が解除されたことが原因である可能性があります。以下の手順をお試しください:
- '再接続はこちら' をクリックします。
- Dropbox アカウントへのアクセスを許可します。
- エラーメッセージは約 5 分以内に消えるはずです。
フォルダが見つからない
このエラーは、フォルダが削除されたことが原因である可能性があります。以下のいずれかをお試しください:
- Dropbox 上で元の名前のフォルダを復元してください。エラーは約 5 分以内に解消されます。
- Studio からフォルダを削除し、接続手順 を再度行ってください。